毎年流行するインフルエンザはインフルエンザウイルスによる感染が原因で発症します。インフルエンザウイルスにはA型、B型、C型の種類に分かれており、世界的に大流行するのはA型ウイルスによる感染が原因です。A型ウイルスは水辺にいるカモを起源とするウイルスで、ヒト等の哺乳類や鳥に感染します。アヒルなどに鳥に感染した場合は鳥インフルエンザといい、ニワトリが鳥インフルエンザに感染すると高原性鳥インフルエンザと呼ばれます。高原性鳥インフルエンザは日本でも問題になったことがあり、耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
鳥インフルエンザの感染経路として考えられているのは、まず鳥インフルエンザに感染したカモなどの水辺にいる鳥から糞や接触等を通してニワトリ等に感染します。そして病気を発症しているニワトリの世話をしたり解体したりした人が接触したことで感染します。また、病気を発症しているアヒルと遊んでいた人に感染したケースもあります。アヒルは感染していても症状がでにくいので気づかないうちに感染してしまうことがあります。鳥インフルエンザの人へ感染経路は接触です。インフルエンザウイルスは熱に弱いので、十分に加熱してある肉や卵が感染経路になることはありません。感染経路を絶つには、野鳥に直接接触しないことや触れた場合は手洗いを十分に行うことが大切です。鳥を解体する場所にも入らないようにしましょう。感染が流行している地域には旅行をさけることも防止対策になります。世界的には東南アジアでの感染例が多いので旅行する場合には、丁寧な手洗いをすることと加熱調理されたものを食べることが重要です。鳥インフルエンザに感染した人の体内では、人から人への感染可能なウイルスへと変化してきます。ですから、感染を疑った場合は早急に病院で診察を受けるようにしましょう。